top of page
コンクリートタンクカスタマーズファイル no.3
ドメーヌ
タカヒコ
納品先 ドメーヌ タカヒコ(余市)
形状 バレル型(FRP+コンクリート)
容量 220L
重量 約210kg
製作期間 2020年11月1日~2021年3月13日
納品日 2021年3月14日
〈出会い〉
ブルースさんよりJVA日本ブドウ栽培協会というところがあり、ブルースさんは理事を務めていて、鹿取みゆきさんが代表。是非我々にも参画してほしいという事だった。そのJVAの会員に余市のドメーヌ・タカヒコ(曽我貴彦さん)が参画していてそこが出会いになる。日本ではワイン通なら知らない人はいない、有名なワインの醸造家。
アポをとり農園を訪れる。雑談中、ステンレスなら決まったイオンしかないから同じ味にしかならず面白みがない。木樽だと木に吸われ量が減ってくるのが勿体ない。コンクリートなら酸素透過があり味も硬さがとれニュートラルになる。などお話があり、その中で樽型(バレル)のワインコンクリートタンクを作ってみてくれないかと相談される。社内会議の中タカヒコさんからバレル式コンクリートタンクを作ってくれないか話がありましたと発言したら世界初だしすぐに作ろうとのこと。構造は至ってシンプル。貯蔵用なのでヘルールの位置も一カ所。ただ、外枠表面はツルっとしていた方がよいとのことで3Dプリンターの使用は不可。そこで考えたのがFRPを使用した外枠作成でした。
外枠、FPRで作成し、中は発砲スチロールで丸みをつけてコンクリート打設。
その後、中の発砲スチロールを取り出し蓋をする構造で製造。下記完
2020年3月14日納入
bottom of page